近年インプラント治療の急速な発展により多くの患者様に福音がもたらされています。しかし一方では、トラブル症例が見うけられるのも事実であり、当院院長が東京医科大学病院口腔外科インプラント外来に主任として在籍中には他院でのトラブル症例のリカバリーも行ってまいりました。 +++ 図1 +++ そこで、骨移植や骨造成などの補助手術を行う必要性が生じてきます(図2、3)。治療が大規模になる場合はなおさらのことですが、これらの手術は一般歯科のワクを超えており、日本口腔外科学会認定専問医による安全・確実な施行が望ましいと考えます。 +++ 図2 +++ 上顎の場合、上顎洞とよばれる空洞があり、この空洞が下の方へ、つまり口の近くにある人は、上顎の骨が薄くなっています。極端な場合には1〜2mmほどの厚さしかないケースもあります。この場合インプラントを単に埋入すると(2)の様なことになってしまいます。この様なことを未然に防ぐため(3)の方法を採ったり、仮に(2)の様なことになった場合でも、日頃から上顎洞を扱うトレーニングを豊富に積んだ口腔外科医の手による手術が安全と考えます。 |