歯をインプラントにすると

8020運動をご存知ですか?

厚生労働省の平成23年歯科疾患実態調査によると80歳で20本以上の歯を有する者の割合は、3人に1以上で過去最高になりました。

8020運動が推進され「80歳で20本以上の歯を保とう」という運動で、20本以上の歯を持つ高齢者は活動的で寝たきりとなることも少ないとの報告があります。そんな運動もある事から個人個人の口腔衛生への関心が高まり、毎日のケアと食生活での栄養が良くなり 今後も歯の残存数は増えていくと言えます。

しかし、

その中にはインプラントの急速な発展も関わっているのではないでしょうか。

第三の歯

虫歯や歯周病により歯を失った時は、
ブリッジや部分入れ歯などの方法しかなかった時とは違い、
乳歯、永久歯、そして第三の歯インプラントがあります。

第三の歯とも言われるように、

自分の歯と同じような感覚で食べ物を味わい噛み砕けますので
消化を助け栄養を取る事ができ、顎の骨の減りも防止できます。
しっかり噛めることにより、お顔の老化を防ぎ若返り療法と
脳を刺激して認知症になりにくいと言われています。

また、

ブリッジや部分入れ歯のように周りの健康な歯に負担をかけませんので、
自分の歯を多く残す事ができるようになり審美的にも優れています。

でも、良い事ばかりではありません。

インプラントは、保険適用ではなく自由診療が殆どですので、全額自己負担となり費用は高額になります。

人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を被せます。従って、人工歯根の埋め込む簡単な手術が必要になり、全身状態が良くない場合には適用が難しいです。ケースによっては治療が長期間なる場合があります。

完了しましたら最低半年に1回の定期メンテナンスが必要になります。

複雑な上顎、下顎に対して不用意にインプラントを行いトラブルになる症例もありますので、歯科医選びは慎重に行う必要があります。

インプラント、ブリッジ、部分入れ歯、入れ歯、どの方法を選択するか?
検討中の方、歯科医とカウンセリングをして自分にあった方法を選択してください。


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