固い骨へのインプラント

30代男性

左下奥歯の欠損を長年放置していたため、噛み合わせが大きくずれてしまっていた。

このため、まずは全体を適切な噛み合わせに戻すために、必要な部分すべてを仮歯に置き換えた。その状態で経過観察を行っていたところ、身体の歪みも改善されるという、うれしい結果も見られた。

さて、欠損していた左下奥歯については、インプラントにて補う事となった。
しかしながら、欠損していた時期が長かったため、インプラントを埋入すべき顎の骨が減少しており、埋入には、適切な計画と手順が重要になる。
実際にインプラント埋入を行ったが、やはり顎の骨量が減少していた。
代わりに骨の密度が上昇し、骨はかなり固い骨であった。

固い骨の場合、インプラント埋入時に強い力が必要となる。
しかしながら、強すぎる力は、骨に火傷の様な症状を引き起こし、うまく骨と癒合しにくいことがある。

この点には深く注意した上で、埋入を行い、適切な力での固定が出来た。

固い骨ならば、しっかりとインプラントと骨が結合しそうな気がするが、実際には、固すぎると血流が悪いため、骨の再生がうまく進みにくい場合がある。

これについて、経過観察が必要であろう。



2015年07月15日


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