インプラントが生着するまで

40代女性


右下奥歯に3本のフィクスチャー(ネジ)を埋入手術し、現在、顎の骨に生着するのを待っているところである。

インプラントの生着は、埋入手術の後、周囲の骨が一旦なくなり、その後再生されることによっておこる。
このため、周囲の骨が無くなる時に、不要な力がかからないようにしないと生着しなくなってしまいやすい。
このため出来るだけ力がかからないように、前歯や左側で食事をしていただいているが、左の上もあまり状態が良くないため、出来れば早く右側で咬めることが望ましい。なかなか難しいところである。

現在のセオリーでは、咬む力のコントロールが可能で、条件が良い症例であればフィクスチャー埋入手術の当日に仮歯を入れることは可能である。
しかし、今回の症例の場合、仮歯を右下に入れると、状態のよくない左より、右で咬んでしまうことが想定されるため適応外と診断した。


先日、セミナーにて、今までのセオリーを覆す、面白い研究発表を拝見させていただいた。
通常禁忌とされている3~4週間に最終的な被せ歯を装着するというものである。成功例は90%を超えており、もしかしたら、近いうちにインプラントは大幅に短縮されるのかもしれない。



2013年05月15日


個別無料相談会