角化歯肉とインプラント

40代男性

右下臼歯部にインプラントの埋入を行い、順調に最終的な被せ歯を作製するところまできた。
完成した被せ歯は、一旦仮着し使用感を確認して、問題なければ終了という段取りであった。
しかしながら、実際に使用してみると特に問題はないが、歯肉がわずかに腫れぼったいという事が気になるということである。
実際に診査してみると、大きく腫れてはいないようである。
おそらく、歯茎が本来の量より多いことが原因であろうと思われた。

歯茎、正確にいうと歯肉は歯の周囲の固い角化歯肉と、それ以外の軟らかい遊離歯肉とにわかれる。
角化歯肉が少ないと、食渣の停滞や歯周病などの原因となりやすく、このため角化歯肉は多い方が長期的には予後が良いといえる。

今回は、その角化歯肉が多すぎたことが原因であった。
角化歯肉を作ることは難しいが、多ければ徐々に適切な状態に落ち着いてくると思われるので、様子を見ていただくようにご説明させていただいた。



2013年08月02日


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