ブリッジと咬合力

50代男性


左上の奥歯の違和感で当医院を受診された。

左上は奥から2本目の歯が欠損しており、前後の歯を連結してブリッジがつくられていた。
レントゲンで確認すると、違和感のある一番奥の歯の周囲から、骨が無くなっている事が想像された。
その場合、歯の根尖に膿がたまっているか、割れているか歯周病の進行によるものか、いずれかではないかと推測される。
違和感もあることから、まずはブリッジを除去し、状態を確認することとなった。
ブリッジを除去したところ、奥歯はぐらぐらしており、予後不良である事が想像できたため、患者様の同意を得て、同日抜歯することになった。

患者様の口腔内を診査してみると、奥歯には左右上下ともにブリッジが装着されており、また頬粘膜には歯痕が見られることから、臼歯部咬合の変化と噛みしめによる過重な負担が、今回の症状の原因となったことが推測される。

さて、抜歯後、左上には奥歯(大臼歯)が無くなってしまった。
この状態を放置すると、反対側である右側に過重な負担がかかり、今回と同じになってしまう。
このため、左上には早急に義歯を修復してあげる必要があるが、義歯の場合、支える力が弱いことから、インプラントにて修復していく予定である。



2014年11月04日


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