予知性のある設計とインプラント

30代女性

トラウマがあり、当医院を受診された。
患者希望としては、出来れば保険手当てで行いたいとの事であった。

現在左下一番奥にある第二大臼歯の根の治療を行っているが、虫歯が進んでいたため、あまり状態が良いとは言えない歯である。

さて、ひとつ前の歯、第一大臼歯はすでに抜歯されており、何もない状態である。
歯が無い場所については、保険手当ての場合、ブリッジまたは義歯で補う必要がある。なぜなら、そうしないと、噛み合わせがおかしくなり、健全な歯に悪影響を与えてしまうことが多いからである。ということで検討してみた。

義歯は粘膜に乗っけて、針金でもって固定する方法であるため、利点としては製作が簡単であり、残存歯の負担が少ないという点がある。
欠点としては、異物感があり、取り扱いにも手間がかかるという点が挙げられる。
このため、保険手当てを希望される場合、ほとんどの場合で固定式のブリッジを使用する事が多い。

ブリッジであれば、固定式であるため、慣れやすく違和感も少ない。
さて、ここで問題となるのは、ブリッジの土台となる一番奥の歯である。
この歯は、状態が良くなく、強い力がかかると破折するリスクがある。
また同じく土台となる、更に手前の歯については、虫歯もない健康な歯であるため、仮にブリッジを作製して傷をつけた場合、元には戻らないし、更に奥歯が破折してしまえば、その傷は無駄になってしまう。

このような検討の結果、保険外手当てであるがインプラントをお勧めした。
なぜなら、インプラントは単独で治療でき、前後の歯に負担をかけない。

また、患者様の年齢もお若いことから、長期間にわたり使用する事を考えると、一番経済的であると言えるからである。



2015年04月07日


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