歯科治療へのトラウマ
30代女性。
奥歯の虫歯が痛むとのこと。
歯科治療に対する強い恐怖心と嘔吐反射があり、
鎮静剤を静脈に点滴する無痛治療で虫歯治療を行う事に。
虫歯は大きく進行していた為、神経の治療が必要になった。
歯の根の中の神経を除去して、根の中がキレイになるまで数回治療が必要となる。
初めの頃は、とても緊張した様子だった。
数回治療をして行く中、だいぶ治療にも慣れてきたようだ。
お痛みがあった奥歯の治療が終わり、
次回は小さい虫歯の治療を行うことを説明したところ、
「小さい虫歯の治療ならば無痛治療(鎮静法)無しで行ってみたい。」
と、ご希望。
無痛治療を行う事で、治療に対する恐怖心や不安などが軽減され、
精神的なトラウマも少なくなっていったようだ。
2012年9月12日