おう吐反射の強い方の無痛鎮静法でリラックス
60代男性。
先週初診で来院されたおう吐反射が大変強いという患者様。
本日、実際に鎮静作用のある薬を静脈点滴する無痛治療のスタートとなった。
麻酔開始直後は緊張のため心拍数が上がっていたが、お薬でリラックスしていくにつれ安定した。
虫歯を削って取り除き、歯型を採取。
ほぼ寝ている状態のため、おう吐反応も起こらず、スムーズに治療は進行した。
1時間弱の治療を終え、終了をお知らせすると、大変驚いていらした。
快適に治療を受けていただけたようだ。
次回は出来上がった銀歯を合わせて、問題がなければ装着する。
基本的に鎮静法は必要ないが、もし口腔内に器具が入った時に不快感や
おう吐反射がでるようなら、無痛治療で進めていきましょうとお話した。
2016年3月14日