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歯石除去・歯周病治療が苦手な方へ

歯石除去・歯周病治療が苦手な方へ

1.歯石とバイオフィルム除去は、何故必要か

歯石とバイオフィルムの関係

・バイオフィルムは、歯の表面に形成される細菌の集合体で、歯垢として知られています。これが硬化し、歯石として歯の表面や歯周ポケットに堆積します。バイオフィルムは歯周病の主要な原因となり、早期の除去が求められます。

・バイオフィルムが放置されると、歯茎の炎症や歯槽骨の吸収が進行し、歯周病が悪化するリスクが高まります。歯石除去は、このバイオフィルムを取り除き、歯周病の予防と治療に不可欠なステップです。

バイオフィルム除去の必要性

・バイオフィルムは、家庭でのブラッシングやデンタルフロスでは完全に取り除くことが困難です。歯科医院による定期的なクリーニングが必要であり、これにより歯周病の進行を防ぐことができます。

・バイオフィルムは患者さま御自身の肉眼では確認できないので、これを含む歯石の除去により、歯茎の健康を維持し、口腔内の健康を守ることができます。

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2.歯石とバイオフィルム除去に対する患者さまの不安

痛みに対する恐怖

・歯石やバイオフィルムの除去に伴う痛みが、患者さんにとって最も大きな不安要素です。特に歯周病が進行している場合、歯茎や歯周組織が敏感になり、痛みを強く感じやすくなります。

・こうした痛みへの恐怖が、歯科受診の先送りや治療の回避につながり、結果としてバイオフィルムがさらに蓄積し、歯周病が進行してしまうリスクを高めています。

不快な音や振動

・超音波スケーラーを使用して歯石やバイオフィルムを除去する際の高周波音や振動は、一部の患者さまにとって不快と感じる要因です。特に音に敏感な方や、過去に不快な経験をした方は、治療自体を避けがちです。

・ガリガリという音や、歯に直接伝わる振動は、過去のトラウマを呼び起こし、治療への抵抗感を増幅させます。

過去の治療体験によるトラウマ

・過去に痛みを伴う治療を経験した患者さまは、その記憶がトラウマとなり、歯石やバイオフィルムの除去に対して強い恐怖心を抱きます。このようなトラウマが、治療に対する消極的な態度を生む要因となっています。

・トラウマを持つ方には、治療前に十分な説明を行い、不安を軽減する工夫が求められます。

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3.銀座オーラルクリニックの対策:不安を和らげる方法

静脈内鎮静法によるリラクゼーション

・静脈内鎮静法は、患者さまをリラックスさせ、不安を大幅に軽減するための有効な方法です。この方法を使用すると、患者さまは治療中に意識がぼんやりとした状態になり、バイオフィルムや歯石の除去中に痛みや不快感をほとんど感じなくなります。

・鎮静法の利点は、長時間の治療でも患者さんがリラックスした状態を保てるため、バイオフィルムの除去や歯周病治療がスムーズに行えることです。

局所麻酔による痛みの管理

・歯石やバイオフィルムの除去時に感じる痛みを最小限に抑えるため、局所麻酔を使用します。特に敏感な歯茎や痛みを感じやすい部分に対して、局所麻酔を施すことで、患者さんは治療中に痛みを感じることなく、安心して歯周病治療を受けることができます。

・このアプローチにより、痛みへの恐怖心が大幅に軽減され、患者さんは定期的な歯科受診を積極的に行うようになります。

リラックスできる環境の提供

・当院では、患者さまが治療中にリラックスできる環境を提供することを重視しています。治療室内では、リラックス効果のある静かな音楽を流し、アロマセラピーを導入することで、バイオフィルム除去時のストレスや不安を軽減しています。

・また安心感を高めるために、治療前に治療内容や手順を丁寧に説明し、患者さまが納得した上で治療を進めることを心がけています。

事前説明とインフォームドコンセントの徹底

・患者さまが安心してバイオフィルム除去の治療を受けられるよう、治療前の説明を徹底しています。超音波スケーラーの使用感や音、振動について詳細に説明し理解を深めます。

・患者さまが治療に対する不安を和らげることで、歯周病治療の成功率が高まり、歯石除去やバイオフィルムの除去がスムーズに行われるようになります。

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4.バイオフィルム除去のメリットと定期メンテナンスの重要性

バイオフィルム除去がもたらす健康効果

・バイオフィルムを除去することで、歯茎の炎症を抑え、歯周病の進行を防ぐことができます。また、バイオフィルムが除去されることで、口腔内の細菌の増殖が抑制され、口臭の改善にもつながります。

・バイオフィルム除去は、口腔内の健康を維持するための基本的なステップであり、定期的に行うことで、長期的な歯の健康を守ることができます。

定期メンテナンスの必要性

・バイオフィルムは、日常的なケアだけでは完全に除去することができません。そのため、定期的な歯科受診と歯科衛生士によるバイオフィルムの除去が不可欠です。

・定期的なメンテナンスにより、バイオフィルムが再び蓄積する前に除去でき、歯周病のリスクを低減します。これにより、患者さんは健康な歯茎を維持し、口腔内の健康を長期にわたって保つことができます。

健康寿命の延伸とバイオフィルム管理

・バイオフィルム除去を定期的に行うことで、口腔内の健康が維持され、全身の健康にも良い影響を与えることが科学的に証明されています。例えば、歯周病は心疾患や糖尿病のリスクを高めることが知られていますが、定期的なバイオフィルムの除去によってこれらのリスクを軽減することができます。

・口腔ケアを怠らないことで、体全体の健康寿命を延ばし、生活の質を高めることができます。銀座オーラルクリニックでは、患者さん一人ひとりに最適な口腔衛生管理プランを提案し、健康な生活をサポートしております。

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ブルーラジカルP-01

歯石除去・歯周病治療が苦手な方へ

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