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歯ぎしりがもたらす悪影響

歯ぎしりがもたらす悪影響

歯~口の領域

1.知覚過敏
2.歯がすり減る
3.歯が割れる
4.インプラントが抜ける
5.歯周病の悪化

顎~肩の領域

6.肩こり、頭痛
7.眠りが浅い
8.顎が開けにくい、大きく開けると痛い

などがあり、様々な健康問題が引き起こされることがあります。以下に、解説いたします。

歯ぎしりがもたらす悪影響

1.知覚過敏

歯ぎしりは、歯のエナメル質をすり減らし、内部の象牙質を露出させることで知覚過敏を引き起こします。象牙質は温度や圧力に敏感で、食事や飲み物の刺激が直接神経に伝わりやすくなります。この状態が続くと、歯の痛みや不快感が増し、知覚過敏が進行する可能性があります。適切な歯磨きや歯科医による治療が必要ですが、歯ぎしり自体を予防することが最も効果的です。

2.歯がすり減る

歯ぎしりによって歯同士が強く擦れ合うと、エナメル質が徐々にすり減ります。エナメル質は歯の保護層であり、これが失われると歯の形状や機能に悪影響が及びます。すり減った歯は、噛み合わせに問題が生じやすく、食べ物をしっかり噛むことが難しくなることもあります。また、歯の見た目が変わり、笑顔にも影響を与えることがあります。

3.歯が割れる理由

就寝中におこなわれる歯ぎしりは意識外でおこなうため、硬い物を噛むときよりも強大な力が発揮されます。歯ぎしりによるこの過度な力は、歯に亀裂や破損を引き起こす可能性があります。特に歯の構造がすでに弱っている場合、強い圧力に耐えきれず、歯が割れることがあります。歯が割れると、痛みや感染のリスクが高まり、場合によっては抜歯が必要になることもあります。歯ぎしり防止用のマウスピースなどで予防することが重要です。

4.インプラントが抜ける理由

インプラントは、天然歯よりも歯ぎしりの影響を受けやすいことがあります。歯ぎしりによる過度な力が、インプラントと骨の結合部分に負担をかけ、徐々にインプラントが揺らいだり、最悪の場合には抜け落ちる原因となります。特に治療後の初期段階では、安定するまでの期間に注意が必要です。歯ぎしりの予防と定期的なチェックが重要です。

5.歯周病の悪化理由

歯ぎしりは、歯と歯肉に過度なストレスをかけ、歯周組織の炎症を悪化させる可能性があります。これにより、歯周病が進行しやすくなり、歯のぐらつきや最悪の場合には歯の喪失に繋がります。歯ぎしりが原因で歯周病が進行すると、治療が複雑化し、歯茎や骨の健康にも悪影響を及ぼす可能性が高くなります。早期の対応が必要です。

6.肩こり・頭痛

歯ぎしりによって顎や首、肩の筋肉が過度に緊張し、結果として肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。特に、朝起きたときに痛みを感じる場合は、歯ぎしりが原因かもしれません。歯ぎしりにより、精神的なストレスが増幅され、イライラや不安感が強くなることがあります。これが続くと、日常生活に影響を与えることがあります。

肩こり・頭痛

7.眠りが浅くなる

歯ぎしりは、無意識に顎の筋肉を緊張させる行為であり、これが睡眠中に繰り返されることで身体がリラックスしにくくなります。その結果、深い眠りに達しにくくなり、睡眠の質が低下します。さらに、歯ぎしりによる痛みや不快感が脳に刺激を与え、目覚める頻度が増すことも浅い眠りの原因となります。

8.顎が開けにくい、大きく開けると痛い

歯ぎしりは、顎の筋肉や関節に過度な負荷をかけるため、顎関節症のリスクを高めます。特に、睡眠中に無意識に行われる歯ぎしりは、長時間にわたり筋肉を緊張させ、顎関節に過剰な圧力をかけます。これにより、関節や周囲の組織が炎症を起こし、痛みや開口障害などの顎関節症の症状が現れます。歯ぎしりを放置すると、症状が悪化し、治療が難しくなることもあります。

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