歯周病があっても大丈夫ですか？
歯周病とは
歯の周りにある歯周組織が歯周病菌に感染することで、歯茎が腫れたり、歯茎から出血したり、最終的には歯を支えている骨が溶けて歯が抜け落ちてしまう病気の事を言います。
歯周病の恐ろしい点
痛みをあまり感じることがなく症状がどんどん進行して
痛みや腫れが出てくるのは末期になってからです。
歯ブラシしているから大丈夫？
ほとんどの方が毎日きちんと歯ブラシをしているから大丈夫と勘違いしていませんか。歯ブラシを一生懸命しても歯石とバイオフィルムの口の中の細菌を歯ブラシで落とすことができません。歯科医院で綺麗にしてもらう必要があります。
歯周病がある場合
歯周病治療をしっかりと行ってから、インプラントを行なえば大丈夫です。
歯周病をそのままにしてインプラントを埋入してしまうと、インプラントが過度な負担に陥ったり、歯周病菌に冒されたりしてしまい、せっかく埋入したインプラントがぐらぐらしてきて使えなくなってしまいます。
そうならないためにも、歯周病はしっかりと治すことが先決です。
また、歯周病によってあごの骨が薄くなっていたり、高さがない場合には自家骨移植等によって骨の幅や高さを出す手術が必要になる場合があります。
