近年インプラント治療の急速な発展により多くの患者様に福音がもたらされています。
しかし一方では、トラブル症例が見うけられるのも事実であり、当院(銀座オーラルクリニック)院長が大学病院口腔外科インプラント外来に主任として在籍中には他院でのトラブル症例のリカバリーも行ってまいりました。
そこからわかった事は"解剖学的に複雑な上アゴ・下アゴ"に対して不用意にインプラントを行う歯科医が少数いることが、判明しました。(他院でのインプラント予後不良症例の臨床統計的検討:日本口腔インプラント学会にて発表)
図1の如く上アゴ・下アゴともインプラントを埋入する際には注意しなければならない解剖学的要素が多く、これらをなおざりにされたことによると思われる失敗が見受けられました。
そこで、骨移植や骨造成などの補助手術を行う必要性が生じてきます(図2)。
治療が大規模になる場合はなおさらのことですが、これらの手術は一般歯科のワクを超えており、日本口腔外科学会認定専問医による安全・確実な施行が望ましいと考えます。
当院では治療計画から施行までその資格を有する院長が責任を持って行いますので、安心して治療を受けていただけると思います。
上顎の場合、上顎洞とよばれる空洞があり、この空洞が下の方へ、つまり口の近くにある人は、上顎の骨が薄くなっています。
極端な場合には1~2mmほどの厚さしかないケースもあります。
この場合インプラントを単に埋入すると(2)の様なことになってしまいます。この様なことを未然に防ぐため(3)の方法をとったり、仮に(2)の様なことになった場合でも、日頃から上顎洞を扱うトレーニングを豊富に積んだ口腔外科専門医資格取得者の手による手術が安全と考えます。
当院では、国家資格である日本口腔外科学会認定専門医(常勤)により手術が行われますのでご安心ください。
また、日常歯を削ったり入れ歯を削ったりする不衛生な治療環境ではなく、インプラント手術専用の独立した個室での治療をしております。
当院ではインプラント無料カウンセリングを行っています。
インプラント治療はまだまだ治療費が高額な上、手術をともないますし、患者様は不安や疑問がたくさんあると思います。
インプラントの基本的な知識を理解し、インプラントに対して少しでも興味がわいてくれば、次には「自分の場合はどうなんだろう?」、「こんな仕上がりはできるのかしら?」といった疑問がわくのが自然です。
患者様のそのような気持ちに応えるために、診療室とは別のカウンセリングルームで、しっかりと時間を取ってしっかりとお話をさせていただくようにしております。
カウンセリングルームでお話しをお伺いします。
現状で思っている事を教えてください。(不便、心配、興味など)
インプラントに必要な検査をドクターからご説明します。
CT検査をなさった患者様には、後日以下の5.に移行いたします。
※治療方法や患者様の口腔内の詳細はドクターが説明します。
カウンセリングや検査を重ねご納得いただき、ここで初めてインプラント治療を決定します。
注意事項:2~4は患者様の状態や要望により内容は異なります。
家やビルを建てる時に地盤の調査はあたり前です。
これと同じでインプラント治療においては地盤である骨の量の測定が必要です。しかし、一般的なレントゲン写真だけでは、アゴを平面的にしか写せません。よって顎の骨を立体的に診断できるCT検査は必須です。
インプラント治療では、患者様のかみ合わせの状態、他の歯・アゴの関節の健康状態、アゴの骨の痩せ具合などの様々なデータを把握することが特に重要となってきます。
当院内でのレントゲン検査(保険適応)以外に、最先端CT(コンピュータ断層撮影)による3次元画像検査が必要となります。
CTは当院(場所:銀座)にて撮影することができます。(片顎20,000円、両顎30,000円)※別途消費税がかかります。
インプラントの被せ歯は3年間、骨に埋まっているインプラント本体は5年間何度でも、無料でお取り替えいたします。
インプラント治療後、3年間のうちにかぶせ物が取れた、割れたという方は無料で直ちにお取替えいたします。また、何らかの理由でインプラント体自体を取り替える必要がある場合も全て無料にて再手術いたします。
※都度都度の定期チェックに来院していただけることが前提となりますので、ご了承下さい。
治療終了時に保証書を発行しますので、大切に保管してください。
専門の歯科衛生士による衛生指導のもと、日頃の衛生管理をしていただきます。
特別煩雑な管理は必要ではありませんが、日々の管理は重要です。1カ月後、3カ月後、半年後、1年後の定期チェックにお越しいただきます。